古本屋をしていると、満州に関する本や写真、絵葉書などによく出くわします。
しかし、こういう「モノ」が入ってくる機会はそう多くありません。南満州鉄道グッズが大量に入ってまいりました。
これでもごく一部なんですが、繊細なものが多くてあんまり触ってると壊しそうで。
よく残っていたな、と感心します。
こういうものを手にすると満鉄が本の中だけではなく、かつて本当にあったのだ、という当たり前のことを実感します。
コップ。すっごく薄いガラスにマーブルが映えます。緑も本当にきれいな緑。
蛇口。この持ち手をどれだけの人々が、どんな人達が回したのだろうか、などと感慨深くなったりもします。
中央のMの字を貫く鉄路のマークが満鉄のロゴです。
今回のグッズ全てにこのマークが入っています。
客車据付けの灰皿。「旅順」(南の終点)の名と満鉄のロゴ。
ワイングラスでしょうか?先程の緑のコップにもマーブル模様が入っているのです。
ショットグラスと栓抜き。食堂車でお酒を嗜んだのか。それとも個室で寝酒をキュッとやったのか・・・
この他にも花瓶、ガラスの灰皿、調味料入れ、大量のパンフ、切符など紙ものがてんこ盛りでございました。
まずは整理から始めなければ・・・・
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