今年に入ってから、明治時代の一圓銀貨を仕入れる機会がありました。
(↑は本物。お客様がショップで購入した値札も当時そのままついており、なかなかの値段でした)
(↑は偽物。一見美品で綺麗に見えるのですが、綺麗さが不自然。混ざり物があるような軽い質感を感じます)
最初に仕入れたものはショップで購入したものらしく、
当時の値札がついておりました。
この時触ったり見たりした感触が残っていたからでしょうか。
その次見た一圓銀貨に不自然さをおぼえました。
なんだか綺麗すぎるのです。しかもなんだか軽そうな質感。(明治一圓銀貨 量目26.956グラム、明治貿易銀 量目27.216グラム。本物なら数字はこの近似値となるはず。上は本物、下が偽物です)
寸法や厚み、響く音等で調べる方法もありますが、この場合重さが決め手となりました。
結果は一目瞭然。いや~この世界、こういったものが沢山あると思おうと恐ろしいですね。
一圓銀貨の場合、偽物と本物とでは価値は天と地ほどの差があります。
気をつけねばなりません。この業界で生きていくのも大変ですゥ(ふう~っ)。
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