カセットがもてはやされている昨今。
カセットって、安価でコピーできるから自主制作の激レアものがあったり。
そういうのは、ありがたや!って感じなんですが、
普通にクラシックとかまで売れたりするので、これはもう、「モノ」としての魅力なのでしょう。
さて、今回のこの入荷、ある意味カセットならでは、のものが多いです。
80年代後半、平成元年前後のものが多いです。
音楽の世界では完全にCDに移行していた時期なんですが、こういった
カセットブックは書店で「本」として売られてました。だから、ケースもちょっと大きい(笑)
上の写真だと上三段がカセットブック、最下段が音楽ものカセット。
諸星大二郎から竹村健一までいろいろありますね。
で、音楽モノなんですが、これには驚きました。
戸川純「詩人の家」。アナログのジャケは上の白い部分で、それがあんまり鮮烈だったから
最初このテープを見たときには気付きませんでした。
クレジットを見てみましょう。
戸川純とジョー・ジャクソンに気を取られていたんですが、日向敏文の仕事が多いことに感心。
右下に「I・7・10」とあるので85年7月10日発売ということがわかります。
ちなみに。1984年から92年までの国内盤には発売年をアルファベットで記すという面倒な決めごとがありました。
N・・・1984年 I・・・1985年 H・・・1986年 O・・・1987年 R・・・1988年 E・・・1989年 C・・・1990年 D・・・1991年 K・・・1992年
とこうなっておりますので覚えておくと便利かも。
「テープなんかもう・・・」なんてこと全然ありませんので、ぜひお持ちくださいませ!
コメント