朝イチでお医者さんの自宅へ出張買取に行く。
亡くなられたご主人の蔵書ということでお聞きしていたが、
いったいどれぐらいの量が電話じゃ漠然としていて、判らないのだ。
そこで朝イチで見て、この日の出方を決めようと思ったのです。
実際に見てみると、学会の資料が多く、
また古くて使いにくいものが大半を占めた。
ですので家の方の許可を得て値の付くものだけを持って帰ることにしました。
(そのお許しが出た分が↑の本。医学書は古いと値が付きにくく、思ったよりも取れませんでした。
でも美術書や文芸関連にそれなりのものがあってよかったです)
「あんなに大量にあるのに、これだけだなんて申し訳ないですね」
「いえいえ、いいんですよ。こちらは値段や量よりも、
できるだけ本が必要としている方々へ残せればと思っているだけですから」
(創元創刊号は小林秀雄が昭和21年に編集したもの。
蒙古高原横断記は昭和12年発行で貴重な資料。
メチャ高価なものでは無いですが、本の山の中にこういったものがあると、
なんだか嬉しくなってきますね)
まあ、なんていい人なんでしょう。
今週買取・仕入れは苦戦続きでしたが、チョッピリ持ち直した感じ。
少しほっとすると、眠気が襲ってきた。
そうだ。火曜日より早起きの日が続いてるんだっけ。
布団が恋しいなァ。
コメント