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4/18(土)沖縄古本屋さんめぐりのおはなし

古本屋めぐり・旅行など

先週土曜日、二泊三日で沖縄へ橋本先生と行って参りました。
橋本先生というのは私が18歳のときからお世話になっている方で、
古本屋キララ文庫の店長さんです。

ことの始まりは、2月の兵庫組合の旅行で沖縄の古本屋さんを覗いたときのこと。
どの古本屋さんも「沖縄本コーナー」があって、
沖縄出身の漫画家、新里堅進の漫画が置いてあったのです。
以前から彼の作品「水筒」「沖縄決戦」等の作品を読んでファンになってた私は、
興奮しました。
そしてまだ訪れていない店に、さらに他の作品もあるのでは…と、
想像するだけでいてもたってもいられなくなり、
気が付くと2ヶ月先の沖縄行の飛行機の予約ボタンを「ポチッ」と押しておりました。

あと沖縄行きを決心したもう一つの理由は、
個人経営の店舗を見るためです。
現在組合加入の沖縄県の実店舗数は15店舗。
それに対して今回一緒だった先生のいる熊本市では、実店舗数3店舗。
人口から考えると、これは凄い。

そんな訳で師匠の橋本先生と一緒に行くことで、
きっとその実態がつかめるのではないかと、
同行をお願いしたのです。
まあいわば「新里堅進本を探すことで、
沖縄の古本屋のフィールドワークを行う」というというのが今回の旅の目的でした。

以下、今回廻った古本屋さんたち(一部本屋もございます)。
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①「ちはや書房」
〒900-0031 沖縄県那覇市若狭3丁目2−29
電話: 098-868-0839
http://www.chihayabooks.com/

②「言事堂」
沖縄県那覇市若狭3-7-25
→沖縄県那覇市松尾2-21-1(2015年4月12日移転)
→〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目4−4(2020年7月現在)
電話: 098-864-0315
http://books-cotocoto.com/

③「市場の古本屋ウララ」
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目3−1
https://urarabooks.ti-da.net/

まずは一日目この3店舗を回りました。
3店舗に共通するのはもともと他県出身の方ということですね。
だからこそ沖縄の良さを理解されているのではないでしょうか。
三店舗とも三者三様の切り口で、古本愛が感じられ、
いつまでも見ていたい気分になりました。

④「ジュンク堂那覇店」
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1丁目19−29
電話: 098-860-7175
https://bookstorejunkudo.ti-da.net/

先生と沖縄本コーナーへ行き、
棚の数を数えて百本以上あったので、二人で驚きました。
ここで時間を食い過ぎて、その後予定してたラーメン屋は閉店時間になってました。

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⑤「BOOKSじのん」
〒901-2215 沖縄県宜野湾市真栄原2丁目3−3
電話: 098-897-7241
https://www.jinon.ginowan.okinawa.jp/

⑥「榕樹書林」
〒901-2211 沖縄県宜野湾市宜野湾3丁目2−2
電話: 098-893-4076
http://gajumarubook.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%95%E6%A8%B9%E6%9B%B8%E6%9E%97

上記2店舗は地元の老舗の古本屋さん。
本来は二日目に予定していたのですが、時間が合わず、
急遽一日目の夕方地元の観光タクシーを飛ばして回りました。
この2店舗では近くには大学や学校があるので、学究的・専門的な本が目立ちました。
また沖縄本の質と量がすごい。背のタイトルを追っていくだけでも、
時間がどんどん過ぎていくのです。

二日目日曜日はお店の休みが多いこともあって、古本屋回りができず、
地元の水族館へ行って一日が終わりました。

美ら海水族館

三日目、時間の無い中タクシーを使い駆け足で下記の2軒を。

⑦小雨堂
〒901-2112 沖縄県浦添市沢岻2丁目14−2
電話: 098-894-5202
http://kosamedo-toy.shop-pro.jp/

⑧おきなわ堂
〒903-0804 沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目343-6
→〒903-0804 沖縄県那覇市首里石嶺町3丁目8−1(2016年8月に移転)
電話: 098-884-5181

小雨さんは外観も中も手作り感があって、あたたかみのある店でした。
おきなわ堂さんは沖縄本専門でずらっ~と本が並んでいるのに感動。
でも短時間しか見ることができず、時間が無いのが残念でした。本当もっと見たかったです。

沖縄の夜は先生と二人でトコトン古本と沖縄の古本屋について語り合いました。
その内容についてはまた別の機会にでも。
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そして今回購入した本が↑の本です。
行く先々で、どの店でも沖縄本コーナーをもうけてあり、
購入したくなるような本が置いてあって、とても楽しい旅でした。
新里堅進の本も地元でしか発行されてないものも入手できて満足、満足。
これって十代の頃、夢中になって絶版漫画を探して古本屋を回って頃と同じ感覚じゃないでしょうか。
すばらしい!

これを読まれている方、もし古本好きな方で沖縄へ行かれるなら、
ぜひ古本屋めぐりを。実際に本を見て手に触れることのできる実店舗の楽しさは格別ですよ!!

おまけ
この時が沖縄への2回目の訪問でしたが、初回で食べたもずくの味が忘れられず、また食べてしまいました。内地で食べるもずくと全然歯ごたえとか違って、新鮮でとても美味しいんです。他のぐるてんとか海ぶどうも好きですが、この時点ではもずくが大好きでした。

先生と反射的に入った居酒屋さんにて

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