※ブログで紹介した商品は、ネット販売している場合が多いため売り切れの場合がございます。気になる場合は、まずはお問合せください
古書組合市場

7/7(水)日南特別市

日南特別市ってナンだ?

日南特別市と言われても、一般の人には何のことかよく分からないと思うのです。
こちら大阪古書会館で開催される、年に一度の晴れ舞台。組合員の古本屋さんにとっては、年に一度のサブカルチャーメインの素晴らしい商品を仕入れるチャンスの日なんです。

大阪古書会館です!

この日南特別市、正確に言うと「日南会と金曜クラブの合同特別市」なんです。しかしこの二つの市場、扱っている商品の傾向がちょっと違います。

日南会

  • 主に店舗向けの商材を扱っております。
  • 毎月第一・三水曜日開催。
  • 店舗で販売される方が多いです。
  • 主な商材は文庫・一般書籍・写真集・コンビニ本等

金曜クラブ

  • 主にサブカルチャーの商材を扱っております。
  • 毎月第一金曜日開催。
  • 専門店やネットで販売される方が多いです。
  • 主な商材はポスター・絶版系書籍・アイドル・セクシー系の雑誌・アニメ関連等

元々は別々で大市を行っていた?

2005年頃の私の書いた日記を読んでみると、日南会と金曜クラブそれぞれが大市を開催していたようです。

やはり日南のメインはセリだろう。
後半から大量にマンガが運ばれ、
どんどんセリで捌かれていった。
量にして1万5000冊ぐらい。過去最高にして最大だろう。
さすがに5時半まで時間がかかってしまった。
量が多かったので、終ってもしばらく身動きが取れなかった。
しばらくしてようやく車へ荷物を詰め込んだ。
落札した量もハンパではない。
これじゃあ一回じゃ無理。明日も来ることにして、
会場を後にした。

日南大市 2005年7月27日より

朝8時半前起床。
飛び起きて、慌てて着替える。
本日は一年に一度の「金曜クラブ」大市。
後学のこともあるから、N藤君と一緒に大阪へ。
9時半過ぎに大阪古書会館に到着し、
11時の第一回開票までだいぶ時間があるな~と
思いつつ見ていると、全くそんなことはなく、
時間が経つのはあっという間だった。
あれやこれやと入札金額を迷っていたら、
第一回・第二回が終了。漫画関連を何点か落札。
ここで前半戦終了、知り合いの古本屋さんと一緒に昼食へ。

金曜クラブ大市 2005年5月6日より

16年前の日記を読んでも、なかなか両市場活発のようですね。

今年の日南特別市も大盛況!

もう結論から書くのですが、今年の特別市も大盛況でした。

普段とは違っていて、10時開催(普段は11時)。
写真のような一階は振り(セリ)の会場で、

二階は入札の会場です。
(※振り=フリ。以降フリと書かせて頂きます)

まずは午前中はポスターのみのフリが開催されます。

普段のメンバーに加えて遠方からのお客様もあって、相当な盛り上がりよう。私も必死で声を出したのですが、なかなか落札できませんでした。
あまりにも盛り上がるので、予定の時間を押してしまい、午後13時近くかかってしまいました。そこから食事休憩に入り、午後13時半より特選市のフリが始まりました。

この特選のフリは底値(スタート価格)一万円からのスタートという、ハイレベルなフリです。かなりの人数でセリ合うので、良い商品はトコトンまで上がっちゃいます。まさに天井知らず。楽しい中に凄まじい緊迫感。頑張った末、やっと何点か落札できました。さすがに名うての古本屋さんが集まっているだけあって、そうそうたやすく手に入らないのです。

絵で簡単に描いてみると、こんな感じです(実際もっと人がおりますが)

でも普段ではナカナカお目にかかれない商品を見ることができて、目の正月、大満足です。

特選フリが2時間チョイで、15時50分くらいからあとは普段どおりのフリが延々20時過ぎまで続きました(ちなみに入札の方は開札2時半より始まり、一時間以上かかって開封作業が行われました)

しかし普段と違うのは日南会と金曜クラブ向けの商品がごちゃ混ぜになっているところです。
日南会(主に店舗向け)と金曜クラブ(主にネット・専門店向け)の両者が入り乱れてフリを行っているので、普段とは一味も二味も違った市場になったかと思います。一言でいうと、「面白い(オモロイ)」市場でした。

死闘10時間以上、体力の続く限りやり続けた感じ。

終わったところです

参加された皆さん、お疲れ様でした<m(__)m>

翌日はからだのことも考えてお休みにして、翌々日商品を整理することに。

なんとかちょっとは落札できてたみたい。ヨカッタ~っ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました