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絶版漫画の買取

9/21(月)月刊漫画ガロの仕入れ(244冊)+α

久しぶりに青林堂のガロをまとめて仕入れました。
なかなかまとまって仕入れることがないので、記念に撮影しておきました。

こちらがまとめて仕入れた分
で、そのあと倉庫を整理したら上記以外の三年分が出て参りました…

ガロはアングラ扱いされることもありますが、1964年当時商業主義の漫画界において作家の個性を尊重して、作品を掲載したことは画期的でした。漫画界では重要な役割を果たしていて、その時々で素晴らしい作家を輩出しております。

ガロについては下記の二冊を読むとよく分かるかと思います。

(左)「ガロ」編集長 長井勝一 ちくま書房(右)全身編集者 白鳥千夏雄 おおかみ書房

「「ガロ」編集長」は文字通りガロの編集長、長井勝一さんの漫画出版人生・およびガロ史を綴ったもの。中学生のころこの本を読んだのですが、漫画にかける情熱に驚かされました。そして紹介してある漫画がスゴイいうのは分かったのですが、当時は本当に昔の漫画を読めなくて、古本屋を回るしかなく、回っているうちに古本屋になってしまったような気がします。
また「「ガロ」編集長」以降のガロについては、白取千夏雄さんの著書「全身編集者」に詳しく書いてあります。
白取千夏雄さん時代のガロ(80年代・90年代)はリアルタイムで読んでいたのですが、この時代もなかなか面白い作家さんがいて、ガロの凄さ・素晴らしさを改めて思い知りました。
どちらもオススメの本ですので、是非読んでいただけたらと思います。

ガロに掲載されていたものが全て単行本になっている訳でないので、雑誌ガロで読む価値があると思います。あと雑誌だと直接時代の雰囲気が味わえるのがいいですね。表紙も当時の作家さんが描かれているので、眺めているだけでも溜息ものです。

1968年。白土三平・水木しげるが表紙。初期ガロはカムイ伝が看板でした。水木しげる/つげ義春/つりたくにこ/楠勝平/林静一/佐々木マキなどが執筆。
1971年。白土三平から林静一へ時代が変わるかのような表紙。水木しげる/川崎ゆきお/つげ忠男/林静一/やまだ紫/古川益三/花輪和一などが執筆。
1973年。川崎ゆきお/安部慎一/永島慎二/花輪和一/赤瀬川源平/つげ忠男/ますむらひろし/鈴木翁二/古川益三/林静一/ふじ沢光夫。ガロオールスターズと言っても過言でない表紙の一年。
1975年。味わい深い永島慎二の表紙。鈴木翁二/安部慎一/蛭子能収/つりたくにこ/永島慎二/唐十郎/篠原勝之などが執筆。
1975年。鴨沢祐仁が表紙。童話の一コマのようなモダンなイラストレーション。赤瀬川源平/永島慎二/安西水丸/鴨沢祐仁/荒木経惟/泉谷しげる/宮谷一彦などが執筆。
1982年。湯村輝彦が表紙。ヘタウマアートがイカしてますね。荒木経惟/やまだ紫/古川益三/糸井重里/湯村輝彦/永島慎二/渡辺和博/ひさうちみちおなどが執筆。
1988年。南伸坊が表紙。洗練されたイラストレーション。蛭子能収/近藤ようこ/内田春菊/松本充代/津野裕子/花輪和一/森元鴨之/石川次郎などが執筆。
1993・1994年。山中潤社長下の新世代「ガロ」。サブカル色豊で大好きでした。イタガキノブオ/Jerry/沼田元氣/鳩山郁子/ねこぢる/魚喃キリコ/東陽片岡/友沢ミミヨ/安彦麻理絵/大越孝太郎などが執筆

今までも何度か仕入れてますが、こうやって改めて見てみると本当にいいですね。

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