2月も今日で終わり。
名古屋へ行き、大市の入札だけ済ませて、
あとは事務所に籠って仕事でも。
仕入れた本の整理をしてると、またしても懐かしい雑誌が出てきた。
「漫画ブリッコ」。創刊翌年より休刊まで29冊。
当時この雑誌でスゴイなあ~と思ってたのは、岡崎京子と藤原カムイの2人で、
10代の頃この二人の単行本を買うのが楽しみだったなあ。
(1983-1986年にあった美少女漫画系雑誌。創刊当初は劇画系だったのだが、部数不振のためアニメ的な美少女路線を辿っていった。白倉由美・岡崎京子・桜沢エリカ・藤原カムイ・かがみあきらなどの作家のセンスが当時新鮮)
(83-84年頃の雑誌全盛期?の表紙。表紙にあぽ(かがみあきら)のものが目立つ。当時マニア人気のある作家だったが、わずか26歳で夭折。1984年10月号には大塚編集長追悼文が見開きで掲載された)
(この簡略化された線が魅力的で、マネしたりしてました。今見たらちょっと荒いところもあるけれど、でもセンスいいです)
(藤原カムイさんは大友克洋の影響を受けたようなリアルな絵で、尚且つ描く女性が美少女。学校のクラスでは大友克洋がもてはやされてたけど、藤原カムイは誰も知らなかった。マイナーだったんですね)
またこうやって、漫画を読んでいると時間だけが過ぎていく。
焦りつつも、楽しい、いや、苦しい仕事が待っているのだ。
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