最近、村上もとかの漫画「フイチン再見」を読んで、
無性に上田トシコの「フイチンさん」が読みたくなってきました。
(全3巻。オンデマント版ですのでカバー等はなく、扱いに気を使います。車の中に積んでたら、1巻の表紙が折れてしまいました。ショック~っ)
便利なもので、ネットで復刻されており、すぐに読むことができました。
ありがたいっ。復刻されると以前出ていた版、虫コミとアース出版の単行本の相場が安くなるという
職業上ありがたくない面もありますが、やっぱりありがたいっ。
舞台は1932-1937年頃の満州国でしょうか。
五国共和を謳っていた満州では、当時日本人・ロシア人・ユダヤ人・中国人などが暮らしておりました。
この漫画では平和な当時の満州を垣間見ることが出来ます。
そのフイチンさんは中国人で、大金持ちの家の使用人の娘さん。彼女の元氣が、
周囲を元氣に、さらに読み手にも元氣を与えてくれます。ああ、疲れた心と体にフイチンさん!!
(上がその満州時代の写真。運が良かったのか、悪かったのか、落札出来てしまいました)
そんな折も折満州時代の写真をゲット。
これでも見ながら想像を膨らませつつ、「フイチン再見」を毎号楽しみにします!!
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