時として市場でどうしようもなく体がアツくなるときがあるんです。
インターネットで検索しても出てこないような本が
世の中には存在するんですよ。
今まで見たことも無いような本に出くわしたら、
やはりセリだと加減の仕様が難ですねぇ。
今日の北東北書会のセリの時もそうでした。
たまたまでしょうが、見たことも無いような戦前の雑誌が出てきました。
「これはイケる」と踏んで、だいたい自分で予想した売値に
合わせて発声してみました。
感覚的には3万円で売ろうと思い、2万まで声を出して落札。
こういう冒険は時として損をこきますが、
落札した雑誌を仕事場に持って帰って一ページ、一ページ繰ってみると、
そんな不安が吹き飛んでしまいます。
なんだか其の時代にワープしたかのような感覚で、
頭の中の時間軸がその雑誌の当時に吸い込まれるような…。
古本の持つ力というのは改めてスゴイですよね。
雑誌を手にしてどれぐらい時間が経ったんでしょうか。
外に出ると、真っ暗でお腹がかなり空いているのを
その時になって初めて気づきました。
こういう時の一日って早い。やれやれですね~。
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