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古本のクリーニング方法とは?汚れていても高く売るための対処法を紹介

古本のメンテナンス

古本を売りたいとき、汚れやシミがあると買取を断られるのではないかと不安になることがあります。実際、汚れの程度によっては買取不可になる場合もありますが、軽度な汚れなら自宅でのクリーニングで目立たなくできるケースも少なくありません。表紙の手垢、ページについた油シミ、小口の黄ばみなど、箇所ごとに適した手入れ方法があります。

当記事では、古本を自分でクリーニングする具体的な方法と、査定額を下げないための保管のコツをまとめて解説します。

1. 古本は汚れていても買取できる?

古本は汚れていても、必ずしも買取不可とは限りません。ただし、汚れやシミの範囲、においの強さ、書き込みの有無など本の状態は査定額に直結し、減額や買取可否を左右します。気になる汚れは無理のない範囲で整え、状態を説明できるよう準備しておくと安心です。ここでは、買取されにくい古本の特徴を説明します。

1-1. 買取されにくい古本の特徴とは

買取されにくい古本は「再販売の手入れに時間がかかる」「品質保証が難しい」状態の本を指します。査定では外観だけでなく、本文の状態、におい、付属品の有無まで見られます。

■買取されにくい古本の特徴

  • カバーや表紙の破れ、強い折れ、色移りがある
  • 飲み物のシミ、油汚れなどがページに付着している
  • 日焼け、黄ばみ、小口の濃い変色が目立つ
  • 水濡れで紙が波打つ/本文の破れがある/背割れや開き癖が強い
  • カビ、湿気由来のにおい、たばこ臭がある
  • 書き込みが多い(マーカー、ペンの記入など)
  • 切り抜き、ページ欠落がある
  • 全巻セットの一部が不足している
  • 図書館の除籍印、管理シール、記名がある
  • CD、解答冊子、ポスターなど付録が欠品している

同じ傷みでも軽度の手垢や、鉛筆の少量の書き込みは減額で済む場合があります。一方、におい・カビ・水濡れの影響が強い本は他の商品に移りやすく、買取不可になりやすいため、事前に状態を確認して分けておくと手続きが進みやすくなります。

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2. 古本を自分でクリーニングする方法

ここでは、自宅でできる古本のクリーニング方法を紹介します。表紙の汚れ落とし、ページの油シミを目立たなくする工夫、小口の汚れや黄ばみの手入れ、本のワレや表紙破れへの対処を順に解説します。

2-1. 表紙についた汚れを落とす方法

古本の表紙は、汚れの種類で手当てを変えます。方法は以下の通りです。

■ほこり・軽い手垢

乾いた柔らかい布で、表紙の外側へ払うように拭き取ります。

■紙表紙の点汚れ

消しゴムを弱い力で一方向に動かし、削りカスは刷毛や布で取り除きます。強くこすると印刷が欠けるため注意しましょう。

■指紋・ベタつき

アルコール入りウェットティッシュで軽く拭き、すぐ乾拭きします。古い本や濃色の表紙は目立たない所で試し、色落ちがあれば中止します。

■シール跡

消しゴムで少しずつ擦って落としましょう。無理に剥がさず、表面を傷めない範囲で行うのがポイントです。

■におい

重曹水を布に少量含ませて拭き、白残りは乾拭きで整えます。

水分はつけすぎないようにし、光沢加工は擦り傷が目立つため布は必ず柔らかい素材を選びます。作業後は陰干ししましょう。

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2-2. ページについた油シミを目立たなくする方法

ページの油シミには、油汚れを落とすシミ抜き用のベンジンが有効です。ベンジンは500mlで400~500円台が相場で、ドラッグストアやホームセンターで入手できます。

まず、油汚れがついたページの下にコピー用紙を挟みます。次に、ティッシュまたはコットンにベンジンを染み込ませ、油汚れの上から軽く押さえます。その後、新しいティッシュまたはコットンで汚れ部分をポンポンと叩き、油をティッシュに移し取ります。

作業中は換気を十分に行い、火気に注意してください。また、ベンジンは紙を傷めることがあるため、目立たない箇所で試してから本番に臨むと安心です。作業後は風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。

2-3. 小口の汚れや黄ばみをきれいにする方法

小口の汚れや黄ばみは、紙やすりで研磨することで目立たなくできます。まず、使い古しの歯ブラシで小口のホコリを軽くブラッシングして払い落とします。力を入れすぎるとホコリが小口にめり込むため、軽く優しく行うのがポイントです。

次に、#100程度の紙やすりを適度な大きさに切り、小口に当ててひたすら磨きます。日焼けによる茶色い変色には、目の細かい紙やすり(#600以上)を使い、薄く表面を均す程度に留めましょう。削りすぎるとページの形状が崩れるため注意が必要です。

大量の本をクリーニングする場合は、ミニサンダーを使うとスピーディに作業できます。紙やすりをミニサンダーの大きさに合わせてカットし装着したら、小口に力が均等に伝わるよう意識しながら研磨してください。

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2-4. 本のワレ・表紙破れに対処する方法

本のワレ(背のノド割れ)や表紙破れは、無理に補修すると見た目が悪化したり、接着剤がはみ出してページが開きにくくなったりします。補修跡が査定で分かると減額されることもあるため、売却予定なら基本はそのまま査定に出すほうが安全です。どうしても補修する場合は、作業前にカバーを外し、はみ出し防止に紙を敷きましょう。

■ワレ

ページを無理に開かず、割れ目に木工用ボンドをごく薄く塗りましょう。つけすぎには注意してください。塗ったら閉じて重しで固定し半日ほど乾燥させます。乾燥後、少しずつ開いて引っ掛かりを確認します。

■表紙破れ

破れの裏側からメンディングテープで端を合わせて貼り、上から押さえてなじませます。セロハンテープは黄ばみやすいため避け、仕上げにブックカバーで保護しましょう。

3. 古本を高く売るために気をつけたい保管方法

日焼けやカビ、型崩れを防ぐ保管が査定額を左右します。直射日光と高温多湿を避け、平積みや詰め込みを控えましょう。ここでは、古本を高く売るために気をつけたい保管方法を紹介します。

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3-1. 直射日光・高温多湿を避ける

直射日光が当たる場所では、表紙や背の色あせが進み、紙の黄ばみも目立ちやすくなります。置き場所は窓際を避け、遮光カーテンを閉める、扉つきの本棚に入れるなど、光を当てない工夫をしましょう。

また、高温多湿はカビや湿気臭の原因になり、においが他の本へ移ることもあります。湿度計を置き、梅雨や夏は除湿剤、エアコンの除湿運転、サーキュレーターの送風で空気を動かしましょう。押し入れに入れる場合は密閉しすぎず、月に数回は扉を開けて換気し、床に直置きせずすのこや収納ケースを使います。防虫剤を使うときは、香りが強い物を避け、袋の外側に直接触れない位置に置いてください。

3-2. 平積みを避けて保管する

平積みは上の本の重みで背がつぶれやすく、表紙の反りや角の折れにつながります。下の本ほど圧がかかるため、気づかないうちに型崩れが進む点が難点です。基本は立てて保管し、倒れそうならブックエンドで支え、隙間には仕切り板を入れて動きを減らしましょう。大判本や薄い冊子を平積みにする場合も、数冊までに抑え、長期間は避けます。また、作業中に一時的に積むときは、同じ向きでそろえ、重い本を上に置かないようにしましょう。

取り出すときは上から引き抜かず、束を少しずらしてから1冊ずつ持ち上げると擦れが減ります。保管前に小口のほこりを軽く払い、カバーを乾いた状態で戻しておくと汚れもつきにくくなります。

3-3. 本棚に詰めすぎないようにする

本棚に詰め込みすぎると、取り出すたびに表紙がこすれて傷が増え、背にも力がかかります。無理に引き抜く動作が続くとワレの原因にもなるため、指が入る程度の余裕を残して並べましょう。背を奥まで押し込まず、背表紙がそろう位置で止めると形が崩れにくくなります。

高さが近い本をまとめ、ブックエンドで軽く支えるなど、本が倒れるのを防ぐことも大切です。棚の中に湿気がこもらないよう、背面に少し隙間を作り、月に1回は扉を開けて換気しましょう。取り出す際は背をつままず、両端を支えて抜き、戻すときも表紙をこすらないようゆっくり差し込むのがポイントです。

まとめ

古本は汚れていても買取可能な場合がありますが、カビ・水濡れ・強いにおいがあると買取不可になりやすく、査定額は本の状態に直結します。自宅でのクリーニングでは、表紙の汚れは消しゴムや乾拭きで対応し、ページの油シミはベンジンで、小口の黄ばみは紙やすりで研磨しましょう。ワレや破れは無理に補修せず、売却予定ならそのまま査定に出すほうが安全です。

最終的に売却を予定して本を購入・保管する場合は、日頃から保管時は直射日光と高温多湿を避け、平積みを控え、本棚には余裕を持たせて並べることが大切です。日焼けやカビ、型崩れを防ぐことで、査定額の維持につながります。

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