今回の買取はまずは須磨区から。事前の話では「オーディオ雑誌が90冊ぐらいあといろいろ」といった感じでした。しかし実際に行かないと分からないのが出張買取の醍醐味。朝イチでちょっとドキドキしながら向かったのでした。
今回の買取
・行った場所:須磨区
・動機:親族の遺品整理
・主な買取品目:オーディオ雑誌・ムック・道具類
・買い取った量:段ボール5箱ほど
・査定時間:1時間程
一時間ほどかけて、段ボール5箱相当を査定。
その中には万年筆やカメラの保管庫等がございましたが、今回これらの紹介は割愛させて頂きます。
それよりも前もって話をお伺いしていたオーディオ関連の雑誌ですが、それは「無線と実験」というタイトルのものでした。この雑誌は中古で販売する際にはちょっと弱い印象があります。あとカメラ関連の書籍もありましたが、こちらも同じくらいの弱い印象ですね。
では良いものが無かったかというと、そうではありません。
それらの中に紛れてオーディオ・真空管の本・ムックがございました。
真空管アンプ本について
真空管アンプとは文字通り真空管を利用して増幅回路(アンプ)を組み、スピーカより音を出す装置のことです。トランジスタ→IC→デジタルという具合に技術の進歩により真空管は過去のものになったかのような印象を受けますが、人間の耳とは不思議なもので「真空管のアンプの方が音が良い」という方もいらっしゃいます。そうした方の需要によりこれらの本も売れているのです。
やはり雑誌ですと特集を組んでいてもページ数的にはムック本の厚さ・専門性には適わないんですね。一冊まるごとその専門性の高い内容というのが売れやすいポイントです。
オーディオ関連書籍は雑誌よりも専門性の高いムック本の方が人気があります!
ちょっと紹介させていただくと、「魅惑の真空管アンプ 上・下巻」
なんとこの本では2冊に渡って、真空管の歴史や詳細を記しております。
「全日本真空管マニュアル」600ページ以上もあって、分厚く内容も充実した本。「RCA真空管受信便覧」は昭和30年に発行されたもので、時代を考えると、資料的価値がある本といえそう。
ステレオサウンド別冊の世界のオーディオシリーズも人気のある本です。メーカー別に各メーカーのオーディオ機器を解説したもので、オーディオが好きな方にとってはたまらない一冊となっております。
以上、オーディオ・真空管関連の書籍を少し紹介させていただきました。最後までお読みいただきありがとうございました<m(__)m>
ふらり堂ではオーディオ・真空管関連の書籍・ムック本の買取を行っております。整理される場合は是非お問合せくださいませ!
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