子どもの頃読んだ本というのは、大人になっても忘れられず、
 時折読み返したくなるものですよね。
この度入荷した本たちは、
 昭和30-40年代に少年時代を過ごした方々には大変懐かしい本たちです。
 
 「たくさんのお月さま」ジェームズ・サーバー作 宇野亜喜良・長新太 絵 学習研究社 昭和40年
 「三人のおまわりさん/ウィリアム=ペン=デュボア/柳原良平 絵/学習研究社 昭和41年
などなど、装丁や中の挿絵などは現在でも馴染みのあるイラストレーターで、
 眺めているだけでも楽しくなるものばかりです。
 
 
 とりわけ注目なのが、佐藤さとる(佐藤暁)「だれも知らない小さな国」。昭和39年 講談社
 佐藤さとるといえば、村上勉 のイラストが思い浮かぶ人が多いことでしょう。
 しかしこの初期版といわれる版では、若菜珪 というイラストレーターと組んでいるのです。
 青春小説のような繊細なタッチの描かれるイラストは、村上勉とはまた一味違った印象をうけます。
もしどこかにこういう本が眠っていたら、ぜひ読み返してみてください。
 面白い発見がいろいろあると思いますヨ!
 (古い児童書・絵本など買取も行っております)
 



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