最近季節柄仕入れが多くなって参りました。
在庫も結構な量になってきたので、一部を市場に出品することにしました。
こういう時、市場は便利なところだと思います。在庫の調整が出来、自分の店にあった本を仕入れて商売ができるのですから。
今回は活字本で、文庫・新書・B6ソフトカバー・B6ハードカバー・A4版といった具合に判型で分けて、文庫は数が多いので出版社別に分けることにしました。
この作業、結構場所を食います。いつも二つぐらい机を使って本をくくっております。
本を閉じるビニール紐はチッソホリプロのO・S・テープ。この紐すぐれもので、紐自体が柔らかいので本を傷めにくく、優しく本を括ることができます。大阪古書会館で販売しておりますので、出品の際は購入しましょう!
紐は十字にして、角でくくります。その方が強度が増します。その上で角で巻結びのようにクロスさせるやり方で括るとより強度が増します。これにもう一押しで真ん中にも紐を通してくくると、最強。フリ(セリ)などで「ポンっ」てな具合にセリ台の上に置かれても、型崩れすることがありません。さらに本の両端にはアテといって本が傷まないように不要本で作ったガードを施しております。
そうして括ったのが👆上の写真です。集英社文庫で作家や色もちょっと分けてみました。市場では見た目の印象が大切ですので、なるべく揃えて出すのが良いみたいです。人に寄っては背の色も緑・黄緑・黄色というようにグラデーションさせてより綺麗に見せたり、あと背にワックスをかけてテカテカに輝かせる人もおります。とにかく市場で出品者は本をあの手この手で本を良いものに見せるように努力して、少しでも良い値段がつくようにしているようです。
ちなみに大阪と東京では本の括り方がちょっと違っていて、下のような写真のようにタイトルのところに紐が通らない括り方だったと思います(記憶でやってみました。間違ってたらスイマセン💦)
一回写真を撮って間違えていることに気づきました。
片横結びでした。ハハハ( ´艸`)
これは自分の憶測ですが、大阪の市場がフリが多いので本をフリ台のところにポンと置いても大丈夫なようにしっかり目の十字括りに。東京は入札がメインなので、商品を間から簡単に抜いて検品できるように片括りになったのではないでしょうか。あくまで憶測なので、本当のところはどうか知りません。気になった方は詳しい方に聞いてみてださいね。
なんとか片付きました。これでまた仕入れができますね!
買取ウエルカムですので、本や趣味の物を整理される場合は是非お問合せくださいませ!
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