台風が去り、空には太陽が射し、
またジリジリと残暑が襲って参りました。
台風の被害に見舞われた方、大変かと思いますが一日も早い復旧を
お祈り申し上げます。
(うちも少し看板関連が破損しました。涙)
昨日と今日とで、車の中の荷物をだいぶ整理ができつつあります。
なんとか月曜日までに車の中を空っぽにしなければ、
また火曜日より仕入行脚の旅が始まってしまうのです。
それはそうと、とりあえずは仕入れの成果を。
大好きな戦前本の数々。動植物・民間医療関連が多いです。
あっ少し終戦直後も混ざっております。
九里聡雄「食用野草」鳳文書林
本田正次「食草案内」国民科学叢書
どちらも昭和21年、食糧難の時代に出た本です。
よほど食糧が無かったんですね。草を食べねばいかんかったは。
あと新沼謙治さんが見たら喜びそうな本。
高畠多一「伝書鳩」中央普鳩会 昭和15年
戦前にこんなに立派な鳩舎があったんですね。
軍用犬とともに軍用鳩。戦時中の情報伝達等に一役買っていたんですね。
なかなか興味深い本です。
薬草草木家庭療法宝鑑 続編 婦女界 昭和8年付録
難病を治したお灸と薬草療法三百八重種 主婦の友 昭和14年付録
必ず治る民間療法千種 主婦の友 昭和13年付録
「喉の異物」「眼の異物」…医療費が高かったので、こうやって家でできることは何でもやったのでしょうね。
「小児麻痺のお灸」…この本読むと、お灸で何でも治るような錯覚に陥ります。
わきがや口臭も民間医療で治るとは。千種と書いてありますが、本当に凄い数の民間療法が書かれております。
他にも紹介したい本がありますが、これで時間がいっぱいいっぱい。
また入荷しましたら、紹介させて頂きますね。
あと戦前本の買取、喜んでやってますので、
片づけの際はぜひご一報を!
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