前々から約束していたお客さんの元へ。
ここ数年何度か買取に行っているのですが、
今回はいつもの倍以上の量で、
思った以上に査定に時間と手間がかかってしまいました。
こういう時は目の保養でもして、気持ちをしずめましょう。
この家には立派なビスクドールがショーケースに何体か飾ってあって、
今までも査定のたんびに見とれておりました。
しかもこの廊下や階段など旧式の木造建築に、
実にこの人形がマッチしているのです。
今日もせわしい最中、チラリチラリと鑑賞。
そうやって静謐ともいえる時が止まったような空間で、
パタパタと本をめくって査定を続けました。
(同人誌2000:本1000ぐらいの割合でしょうか。丁寧に扱われているのか本自体はほとんどイタミがなく、美品。古いのが難点ですが、面白いものもあり、これだけ数があると飽きませんね)
(仕入れた中にあったサイン色紙。故芦田 豊雄さんの直筆もので、ワタルなど懐かしいキャラクターが見えます)
ハッと気づくと2時間近くが経過。
買い終わった後、依頼主に「このビスクドールは良いですね」と
思わず言ってしまいました。
「そうなんですか」「そうだと思いますよ。この手の部分とか細部までよくできてる」
いつどこで購入したんでしょうね。
帰りの車の中、また人形のことを考えてました。
旧式の品のある造りの家に、古い立派な大きな人形。
本当にこんなに似合う組み合わせはないです。
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