それは一本の電話で始まったのでした
垂水区のお客様より電話よりお問合せを受けました。
「70年代のan・anアンアンとnon-noノンノの買取はしておりますか?」
雑誌のタイトルと年代を指定してこられたので驚きました。行ってみると、まさしくその年代のその雑誌があったのでした。
年代は1973~1978年ぐらいのものでした。それ以外の年代はございませんでした。他にある雑誌は新しいもので、この雑誌のこの年代がぽつんと残っている感じ。
どうも話を聞いてみると、この年代に思い入れがあるようでした。捨てるのはしのびないので、「どうかお店で買取して大事にしていただける方に売って欲しい」とのことでした。
その後査定をしたのですが、査定の結果に喜んでいただけたようで良かったです。
70年代のan・anアンアンとnon-noノンノ読んでみたら…
さて、お店に雑誌を持って帰って考えたのは、「これだけ大切にこの年代だけ保管されているので、何かしら意味があるあるのでは?」
そう思うと居ても立っても居られなくなり、自宅にan・anアンアンとnon-noノンノを持ち帰って読んでました。おかげでこのブログの記事も大幅に遅れてしまいました。
仕事なのか、趣味なのか、訳が分かりませんが、気になったので仕方ないんです。
時間も限られているので、ある雑誌を目を通してみると、どうしてもan・anアンアンに目がいってしまいます。non-noノンノが当時のファッションや旅行を普通に紹介しているのに対して、an・anアンアンは提案型というか何か先を行ってるかのような感じ。
non-noノンノとan・anアンアン、表紙を並べてみると、その雑誌のカラーが伝わってきますよね。
さて、an・anアンアンの特集を見ると、当時の流行がトラッドだったことが分かります。
トラディショナル・スタイルは、伝統的メンズ・スタイルのこと。ブリティッシュ・トラディショナルとアメリカン・トラディショナルがある。ブリティッシュ・トラディショナルは、イギリスの伝統でありスーツスタイルの原点である。3つボタン、3ピース、しっかりとした肩パット、ウエスト絞り、低めのラペルなどが本来の形である。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
結構カチッとかしこまった感じのようですね。しかし実際はきっちり着ることなく、ボタンを一つ外したりして、いろいろアレンジしているようです。
カレッジスタイルや、
チェック柄もトラッドの一種ですね。
やはりどことなく、カッチリしていて品の良さを感じます。
他にもその3~4年前に流行ったパンタロンを少し短めにしてオシャレに着ているのも印象に残りました。こういった提案型のオシャレの雑誌がこの時代にあったなんて驚きです。
ふらり堂で近々この雑誌を店頭にて販売する予定です。もしよろしければ、是非手に取って読んでみてくださいね。
また当店ではan・anアンアン、non-noノンノに限らず1960年代・1970年代のファッション誌・女性誌の買取を行っております。整理される場合は、是非お問合せくださいませ!
コメント