40キロほど離れたところに出張買取。
旧家だ。古い。雄大なる日本家屋。
石の門構えを抜けると、石畳の庭に風流な植え込みが見える。
今日でここに来るのは実は3回目で、毎週足を運んでます。
この日は3時間ほどかけて本の査定をしました。
その時の本の一部が↓のもの
水木しげるや海野十三の本がございました。
本は2階にあって、必死になって階段から降しました。
通路は本でいっぱいで狭いので、箱をかかえているとなにがなんだか。
あっ、何かにけつまづいたっ。足を見ると、濡れてるっ。
うお~っ。子供の頃おねしょした時の気持ち悪さを思い出した。
なんでこんなところに濡れるようなものが…。
その時は真剣に考えませんでした。ところが30分後。
査定額を支払って帰る車の中で、。
な~んと、足が痛いのです。ヒリヒリして、やけどをしたみたい。
で靴脱いで、靴下脱いでも、足はどうにもなっていない。でもアツイ。
あれ?なんで?
今日仕入れた本の↑ようにまさか悪魔か妖怪のしわざ?
それともSFでブラックユーモアのきいたオチでもあるんでしょうか。
家に帰って濡れた靴下の匂いをかぐと、くさっ~っ。
10年ぐらい履きふるしたようなにおいに、思わずむせかえっちゃいました。
・・・何であんなところに塩酸があったんでしょう。不思議だ。
そのとき、なぜか心に美空ひばりの歌がこだましたのでありました。
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