今週の月曜日、京都に出張買取で行って参りました。事前にメールにてお問い合わせがあったのです。「『映画の友』を中心に、75年〜80年頃までの成人向け月刊誌が120冊ほどあります。出張買取をお願いしたいのですが、可能でしょうか」良さげであるし、「これは行ってみるべし」と一路京都へ。
実際には200冊以上の同時代の雑誌があり、なかなか見応えがございました。査定の方は依頼者に喜んでいてだけて良かったです。

さっそく帰って整理をはじめました。

おお~っ。なかなか時代を感じさせる良い表紙ですね~。

改めてみると、映画の友が創刊号から終刊号まで揃っております。壮観‼


こちらの雑誌は1976年に創刊され、1986年まで続いた近代映画社のポルノ映画専門の映画情報誌。

1970年代の創刊当時と、1986年の後期では表紙の雰囲気がだいぶ違いますね。最盛期には40万部はっこうされ、普通に書店に並んでいたそうです。

他には映画ランドや映画の城など。

「映画の城」は東京三世社が発行していた雑誌で、やはり「映画の友」と同じ路線でした。

「映画ランド」は「映画の友」がリニューアル改名したもの。1986年10月~1990年まで続きましたが、時代はアダルトビデオへと移り変わっており、雑誌としての役目を終えたのでありました。

「映画の部屋」は「映画の友」→「映画ランド」への移行期に出された、これも「映画の友」の改名雑誌。3冊しか発行されていないので、なかなかお目にかかることがありません。
「映画ガイド」は蒼竜社発行の、やはり似たような路線の雑誌。他にもロマンポルノ系の雑誌やムック本がございました。

そしてPoketパンチもまとまってありました。こちらは平凡出版の雑誌で、グラビアよりも読み物が多いです。当時の若者文化を知るにはよいと思います。

麻丘めぐみ、風吹じゅん、山口百恵、ミミ、南沙織、マギー・ミネンコ、アン・ルイス、林寛子、秋吉久美子、シェリーなど。当時の人気アイドルたちが表紙を飾っておりました。

他にも当時のものや資料系などございました。

この度はいろいろお売りいただき、誠にありがとうございました<m(__)m>大切に販売させていただきますネ。
帰りにせっかく京都に来たのだからと、いろいろ寄って帰りました。京都よいとこです(^^♪


ふらり堂では昭和・平成の成人向け雑誌やムック本の買取を行っております。整理される際には是非、当店までお問い合わせくださいませ。
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