この日最後の買取は大阪府枚方市。事前の話では「親族の遺した本を見ていただきたい」とのことでした。内容は「普通の単行本や小説」ということでしたが、行ってみるとそこには予想をちょっと裏切った光景が広がっておりました。
ちなみに2か所目の箕面市からは割と近いですが、当店からですと90キロ!ほどありました。こういう遠方に買取で行けるのは嬉しいですよね~。なんだかワクワクします。
買い取った本は全部で20箱強ほど。その中にあったものとは…。
↑の写真のものです。箱の中のものを整理してちゃんと並べてみました。え?分からないだって。そうですよね~。こんなに小さくでは分からなくて当然です。
時間を買取の際に戻すと、その際まず出てきたのがアガサクリスティー(1890-1976年)でした。言わずと知れたミステリー小説の女王。著作数も多いので、全部読んだという方は少ないのではないでしょうか。
これでピンときて「ミステリーが好きな方だったんですね」と申し上げたところ、「そうなんです。他にもたくさんあるんですよ」ということに。
続けてお客様より「ミステリーはどういう作家がいいんですか」と聞かれてとっさに「『クロフツ』とか『ジョルジュ・シムノン』とかあるといいですよね」言ってました。
するとありました、F・W・クロフツ(1879-1957年)の創元推理文庫のものが。
続けてジョルジュ・シムノン(1903-1989年)のメグレ警部シリーズが。
どちらも推理小説作家としては有名な方ですよね。
他にもこちらは推理小説ではないですが、ウィリアム・S・バロウズ(1914-1997年)のターザンシリーズをはじめとするSF小説や、
ハヤカワ・ポケット・ミステリも出てまいりました。
ミステリーや推理小説は好んで読まれる方がいるので、多少古くても売れるものが多いです。蔵書を整理してまとまった量があるなら是非当店にお問合せくださいませ。
お客様、この度はお売りいただきましてありがとうございました<m(__)m>
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