この一週間本当に忙しくて、
ほぼ毎日出張買取をしていたんじゃないでしょうか。
いろんな本がありましたが、残念ながら人に
自慢するようなぼろ儲けなどはございません。
よく古本屋仲間の会話では「こんな本を買って凄い儲かった!」というような
自慢話があがっているのですが、私もたまにはそういったことを言ってみた~い!
昔読んだ梶山俊之の「せどり男爵数奇譚」のような夢のような出来事を体験してみた~い!
といったところで、本の整理をしてると、チョーサー本の山が出てきた。
(ぜんぶ洋書のチョーサー本たち。日頃こんなにチョーサーの本を見ることがないので、出てきた時には驚いたもんです)
先日買い取った本の中に入っていたのだ。
こちらは大学の教授の方の本で、確か英米文学を専攻されていたのだと思う。
チョーサーといえば高校の世界史の授業で、中世ヨーロッパのところで、ちょっとだけ出てくるアレです。
代表作は「カンタベリー物語」で、これしか知らない。
なのにこんなに彼の本があるとは…何が書かれているんだろうか?
実はこの本を出張買取した方は去年の晩秋の頃にも依頼があって、
その時もチョーサー本がかなりの量あったのだ。
しかも今回のチョーサー本も結構な量だと思う。
なにせこの写真以外にもあるのだ。
取り出そうにも仕入れた箱の数が多くてナカナカ見つからない。
写真を撮るために、パッと集めれたのがこの量なのだ。
ネットで調べてもチョーサーについては詳しく書かれていない。
詩人であったり、「薔薇物語」「カンタベリー物語」「騎士物語」の作者であったり、
となんとなくは書かれているのだが、その人と為(なり)については良くわかりません。
チョーサーなだけに、もうちょっとチョーサーが必要?ですね。
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